山の中に多いハチですが、スズメバチの姿を都会の住宅街の中でも、よく見かけるようになってきました。

多くのハチが、セミやバッタなど大きな昆虫を食べて生息をしていますが、最近のハチはそれだけを食べて生活をしているわけではなさそうです。

ハチのなかでも、キイロスズメバチやコガタスズメバチなどは、セミやバッタだけでは無くて、人がたくさんいるところに生息する、ハエやアブ、そしてチョウやガの赤ちゃんなどを食べて生きていくことが出来ます。

また最近では、虫だけではなく、魚や肉などの生ゴミを食べたり、公園の飲み残しのジュースを舐めたり、カラスと同じように何でも食べるハチが増えてきていることも知られています。

多くの家が並んでいて、暖かく、雨にぬれない都会は、ハチたちにとっても格好の隠れ家。

レストランやコンビニ、そしてゴミ捨て場も多いとなれば、食べるものにも困らないため、都会はハチにとって居心地のよい住みかといえそうです。