夏場になると多くなるスズメバチですが、近年では民家などに巣を作ることが増えています。
その一つが森などが無くなっていることが原因とも言われています。
またスズメバチは順応性も高く人が捨てた生ごみなども食べたりしています。
種類は特に凶暴なオオスズメバチ、一般的に言われているのがキイロスズメバチです、
その他にも数種類います。
スズメバチは肉食なので普段は昆虫など食べて生活しています。
刺されると血圧の低下や心肺機能の低下、呼吸困難などの症状を引き起こす場合があります。
特に危険なのが2回目以降です。2回目以降は免疫が過剰反応する場合があるので特に危険な状態になることがあります。
冬には死んでしまうスズメバチ
1年中活動をしていそうなスズメバチですが、実はその寿命は短命です。
忙しく働いた秋の期間を過ぎて、寒い冬になると女王バチをのぞいて、ほとんどのスズメバチが死んでしまいます。
冬眠をしていた女王蜂は暖かい春になると、永い眠りから起きて、新しい巣をつくるために動きだします。
前の年に使っていた巣に再び住むことはなく、新しい仲間と住むための住まいを毎年新しく作っていくのです。
ハチは住んでいない巣が山奥に残されていたりするのも、このためです。
その生態のリズムから、春先から秋の初めにかけてが、スズメバチが活動的になり、仲間が作られる時期でもあるので、巣の周りに住んでいる人たちがハチの被害にあいやすい期間でもあります。
例外として、最近では暖かい冬が続いているため、女王バチ以外でも、冬でも死なない新しいタイプのハチも増えてきているようです。
こうなると1年を通してのハチ対策が必要となり、警戒をしていくことが求められていきます。