日本に生息している「アシナガバチ」は3属11種で、一般的に認識されている「アシナガバチ」はキアシナガバチやセグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチです。

都市部や市街地においては、コアシナガバチも見られるようになっています。 今回は日本でメジャーなアシナガバチ4種を紹介していきます。

キアシナガバチ
体長は20~26mmの大型種で日本全国に分布しており、黒地に黄色が目立つ外見をしています。 攻撃性が強い為注意が必要です。

セグロアシナガバチ
体長はキアシナガバチと同じ20~26mmで北海道以外の日本全国に分布しています。 黒地に黄褐色の斑点があります。 刺されると死に至る可能性がある為刺されたらすぐに皮膚科に行きましょう。

フタモンアシナガバチ
体長は10~14mmで、名前は腹部に黄色い2つの斑があることから付けられています。 垂直な壁面や植物の茎に横向きの巣を作ることが多く、市街地でよく見られるハチです。

コアシナガバチ
体長11~17mmとやや小型ですが巣は大きく、人家より林の中の大きな葉の裏や低木の枝先に作ります。